育てて愉しむ『Ouky』Vintagewash
今回は、わたくし、オーナーミノスケが愛用している
『Ouky』Vintagewashの購入時と、1年半着込んだ今現在の
姿の比較をしてみましょう。
バンコク発個性派Tシャツの『Ouky』のヘビーデューティーさとは
実際いかがなものなのか?
実際に相当に、着込んだオーナー私物の『Ouky』を
見ながら検証してまいりましょう。
1年半使用の『Ouky』の現在地点

バンコクのスクンビット通りにて これから買付です
今回使用する、わたくしの愛用の『Ouky』Tシャツ、
『Ouky』Vintagewashのブラウンとブラックの2着でございます。
1年半前のバンコクでの買付時、着替えのTシャツを
まったく用意していなかった、わたくし。
そもそも、”荷物は最小限に”が旅のモットー。
特にかさ張る衣類はほとんどバックパックに入れないというのが
お決まりのスタイル。
というわけで、着替えは必要最低限を現地調達し、
毎日洗って着回していました。
そして、出国前に着替えの衣類はゴミ箱へ・・・
少し物寂しい気もしますが、少しでも荷物を減らすためです。
しかし、『Ouky』のVintagewashは気に入ったため、
現地で捨て置くことができず、日本に持ち帰り、
今でも週1~2回ほどは着用している次第です。
無地でありながらも、独特の表情を持つこのTシャツ。
1枚でも十分にサマになるので、ルームウェアとしても
インナーとして、また、夏場は、ちょっとした外出でも・・・
と使い回しが効くので大変重用しています。
また、生地も丈夫で、値段もお手頃の為、
特に気にすることなくガンガン着て普通に洗濯を繰り返すこと
約1年半が経過しました。
『Ouky』のヘビーデューティーさは如何に?

オーナー私物の
ネック部分の縫製。
ホツレは見当たりません
ヘビーデューティーさを謳っていても、やはり使用を繰り返した結果、
果たして、その謳い文句に恥じない姿を保っているのか?
この辺りは、モノ好き男子としては、少し気になるところ。
ヘビーデューティーさが売りのバンコク発の個性派Tシャツの現時点の
姿に迫って参りましょう。
なお、経年変化の様子が分かりやすいよう、今回は、
当店の同カラー、同サイズの新品を比較対象として使用します。
対する、オーナー私物の『Ouky』Vintagewashのブラウンと
ブラックは、着用と洗濯を70回前後繰り返した物でございます。
また、洗濯に関しては、特別なことはしてません。
普通の家庭用洗剤、普通のドラム式洗濯機、普通の洗い方です。
まず、生地の経年変化。
着用と洗濯を繰り返すことで、全体的に色が抜けており、
さらに「こなれた感」が出ています。
ブラウンは、風合いの違いが顕著に出ており、
新品時と比べて、渋みが抜けてより方の力が抜けた印象に。

手前が1年半したオーナー私物で、奥が未使用品です。
一方ブラックに関しては、新品と比較するとブラウンほどは
色の抜け具合は、顕著ではありませんが、
オーナー私物の方が、新品よりもやや青みがかったような
渋みのある黒みがあるように感じました。

手前がオーナー私物、
奥は未使用品です。
質実剛健のヘビーデューティー『Ouky』
肌触りの変化としては、新品と比べてややドライな肌触り。
新品の方が、生地の肌触りがしっとりとしています。
生地そのもののヘタリは、それほど感じられず、
ペラペラになっているという印象は受けません。
気になる縫製部分に関しても、ほつれなどの気になる箇所は
特に見当たりません。

オーナー私物の
ネック部分の縫製。
ホツレは見当たりません
そして、Tシャツで一番ダメージの蓄積が見られるネック部分。
過去の記事でも触れた通り、『Ouky』のそれは、リブ仕様ではなく、
ラウンドカット加工、所謂、”切りっぱなし”加工を採用しています。
着倒したTシャツのリブに見られる、生地のヘタリはないものの、
新品と比べると、オーナー私物のモノは横方向にやや伸びていました。

手前 オーナー私物
奥 未使用品
若干ネックが伸びてます
といっても、わたくし的には気にならない程で、新品と
比較してやっと気付く程度だと言えます。
着込むほどにラウンドアップする切りっぱなし加工の裾、袖口に
関しては、元々ヴィンテージ加工が施されている為か、
新品時から”クリン”とラウンドアップしており、
新品と、オーナー私物との差はそれほど感じられず。

手前 オーナー私物
奥 未使用品
経年変化を愉しむTシャツ『Ouky』
今回の比較、わたくしの所感としては、
ヘビーデューティーという観点から見ると、
首回りが若干伸びていたものの、さほど気になるものではなく、
まだまだ、現役で活躍してくれそうというのが率直な感想です。
また、元々ヴィンテージ加工が施されている為、
デティールに関する経年変化というのはそれほど感じられませんでした。
一方で印象的であったのが、やはり風合いの変化。
色が抜けていき、濃淡の変化が出ることで
表情が一変するところが、興味深い。
ブラウンとブラックで表情の変化が違うのが、これまた、
面白いですね。個人的には、青みがかったブラックの
経年変化がお気に入りです。
おそらく、カラーによって表情の変化が違ってくるのでしょう。
カラーバリエーションが豊富でしかも、ヴィンテージ加工に
よって個々の個性が際立つ『Ouky』のVintagewash。
生地が丈夫だから長持ちする。
長持ちするから、ジーンズと同様、経年変化を楽しめる。
ヴィンテージ加工された味の、またその向こう側を
愉しむ懐の深さが、この一見何の変哲もない無地Tシャツには
あります。
この夏、自分だけの『Ouky』を育ててみては、如何でしょうか。
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